2022.07.28
2 年の時を経て「大曲の花火」再始動!花火のまち大仙市
(写真提供:秋田県大仙市)
全国の花火師が渾身の花火を打ち上げる「大曲の花火」が3 年ぶりに開催されます。100年以上の歴史を誇る花火大会は、季節ごとに異なる四季の花火を愉しむことができ、中でも例年8 月の最終土曜日に開催される「全国花火競技大会」は”日本三大花火大会”として、世界中の人々を魅了してきました。今年は8 月27 日に昼と夜の2 部制で開催!28 社の花火師が参加予定です。今、3 年ぶりの再始動で盛り上がる花火のまち大仙市大曲を紹介します。
花火のことなら「花火伝統文化継承資料館 はなび・アム」で
花火を知り・学び・体験できる施設「はなび・アム」。全国の花火師と花火ファンが紡いだ歴史を感じながら、花火の製造方法、鑑賞方法を学ぶことができます。見どころは、4面マルチスクリーンの「はなびシアター」。高精細の映像と、ドーンと身体に響く音は臨場感にあふれ、本番の雰囲気を体感することができます。
(はなびシアターでは、第92 回全国花火競技大会ダイジェストが上映)
展望展示ホールでは、「花火ができるまで」を工程別で紹介。作業映像と模型で、製造工程を学ぶことができるスペースです。様々な大きさの花火玉レプリカや花火打ち上げ体験コーナーもあります。館内は入場無料で大型駐車場も完備。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
(花火づくりの工程を紹介しています)
(自分でデザインした花火の打ち上げができます)
【花火伝統文化承継資料館 はなび・アム】
大仙市大曲大町7 番19号
TEL /0187(73)7931
開館時間/9:00~16:00
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場無料・入館無料
HP https://hanabimuseum.jp/
花火のまちの玄関口「花火通り商店街」をぶらり
JR 大曲駅西口を出るとすぐ「花火通り商店街」があります。花火のまちの人々の暮らしを支えてきた商店街には、懐かしい雰囲気の土産店から洋品店、新しいカフェや雑貨店など、うきうきするお店が並びます。3 年ぶりの花火大会開催に向け活気づく商店街。8 月中は「大曲の花火ウィーク」と題して、ステージ演奏などのイベントが行われる予定です。
【花火通り商店街】
大仙市大曲通町
FB https://www.facebook.com/hanabitori
FB https://www.facebook.com/hanabiweek
花火職人に負けない熱い店主が営む雑貨店「ミンカ」
(壁に書かれた「毎日大曲」が目印です)
生活を彩る暮らしの道具がところ狭しと並ぶ雑貨店「ミンカ」。店主が全国から厳選した雑貨のほか、県内作家の作品や、ミンカオリジナル雑貨も販売しています。また内蔵を改装した店内の2 階には、家具なども展示。期間限定でお菓子や果物の販売もしているとか。昨年お店の一角にオープンしたミンカの納屋「アウトハウス」では、防災用品やアウトドア用品も販売するなど、目利きの店主が選び抜いた商品は見ているだけでも楽しめます。
※詳しくはSNSでご覧ください。
(ミンカの花火はお土産にもおすすめです)
【ミンカ】
大仙市大曲通町2-33
TEL/0187(88)8704
営業時間/10:00~18:00
定休日/木曜(不定休もありますのでSNS をご確認ください)
駐車場/あり
HP https://minca-akita.com/
IG https://www.instagram.com/minca_micanmark/
ひと休みは老舗喫茶店「ミルクハウス」で
(チョコレートの看板がかわいい入口)
地元の学生や常連客で賑わうミルクハウスは、ピラフ、カレーライスなど昔ながらの洋食が味わえます。薄暗い店内はタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気。小物ひとつにもこだわりが感じられます。
暑い夏には、生ジュースがおすすめ。生搾りのオレンジジュースやイチゴミルクはフレッシュな
味わいです。そして、大曲の花火にちなんだ「毎日!花火パフェ」は、見た目も華やかでワクワクしちゃいます。ドリンクやデザートのメニューが豊富なのが嬉しい喫茶店。ちょっとひと休みにおすすめです。
(「毎日!花火パフェ」は本物の花火付きで豪華!)
【ミルクハウス(MILK HOUSE )】
大仙市大曲中通9-20
TEL/0187(63)1787
営業時間/10:00~18:00(LO .17:30)
定休日/月曜
駐車場/なし(ヒカリオ駐車場2 時間まで無料)
待ちに待った花火シーズンが到来する大仙市。花火以外にも文化施設や商店街、温泉など気軽に立ち寄れるスポットがたくさんあります。地元食材を活かしたお料理やお酒を楽しむことができ、美しく広がる田園風景が訪れる人を癒してくれます。この夏、大仙市に出かけてみませんか。