2025.08.04

日常をちょっと抜け出して。自然豊かな東由利をのんびり旅

本荘ICから車で40分ほど走ると、緑豊かな山里へと辿り着きます。街の喧騒から離れて、自然を感じられる東由利地区で、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

大自然を堪能！「八塩いこいの森」

東由利のシンボル、八塩山の麓にひろがる「八塩いこいの森」は、この地区最大のアウトドアスポット。約25ヘクタールという広大な土地には、オートキャンプ場やパークゴルフ場などが整備されていて、家族で楽しむのにぴったりです。
パークゴルフ場は6コース54ホールと東北有数の規模を誇ります。平日も市内や近隣の市町村からプレーを楽しむ人々で賑わっています。パークゴルフは大人も子どもも楽しめるスポーツ。用具の貸し出しもあるので、手軽にチャレンジできます。
プレー料金は大人510円、子ども250円。用具の貸し出しは１セット200円。オートキャンプ場の宿泊利用者は無料でプレーできるのも嬉しいですね。

（用具はセットで貸し出し）

（広々としたオートキャンプ場）

（キャンプサイトは利用人数などに合わせて広さを選べます）

（炊事場の水道には地元の湧き水が引かれています）

オートキャンプ場は全部で30区画。そのうち19区画は電源付きサイトです。中央には共同の炊事場があり、利用者は自由に使うことができます。センターハウスにはシャワールームやランドリーも完備。天気がよければ、満天の星空に出会えることもあるそうです。

オートキャンプ場の利用料金は1区画1泊2,500円。（一部1泊3000円の区画があります。いずれも電源を使用する場合は1000円プラスになります）日帰り利用も可能なので、予約時にお問い合わせください。

（すぐ近くのダム湖。春は桜が、秋には鮮やかな紅葉が湖面に映り込んで一層心洗われる景色を楽しめます）

夏でもひんやり！「ボツメキ湧水」

東由利のシンボル「八塩山」の中腹、標高およそ300メートルの地点から湧き出る「ボツメキ湧水」は、地域の水道水にも利用されています。美味しいと評判の澄んだ湧水を求めて、地元や近隣の街から人々が訪れています。

併設する駐車場に車を停めたら、階段を下りて水源地で、水を汲むことができます。水温は約９℃。勢いよく湧き出る様子に生命力を感じます。ひと口飲むと体中に染みわたり、暑い時期には特にありがたい自然の恵みです。
「ボツメキ」という名前には諸説あり、湧き出る水の様子を表した言葉が語源という説や、アイヌ語で「泡が立つ」を意味する言葉に由来しているという説もあるそうです。

（写真提供　由利本荘市観光協会）

（案内看板を目印に）

ボリュームたっぷり！地域で愛される「ハロメロ」の多彩なメニュー

道の駅東由利に隣接する商業施設内にある「Hello Mellow Yellow（ハロー メロウ イエロー）」は、2023 年秋にオープンしたカフェ。「ハロメロ」の略称で地域の人にも愛されるこのお店は、黄色と黒が目を引く内装や、ポップなインテリアがアメリカンダイナー（アメリカ発祥の大衆食堂）のような雰囲気です。

（ゴールドチーズバーガー　1800円）

看板メニューのハンバーガーは、季節によって変わりますが5種類ほどメニューがあります。人気のゴールドチーズバーガーは、手作りのバンズの間に牛肉100％のダブルパテや玉ねぎ、チェダーチーズ、エッグとボリューミーな一品です。

（ふわとろオムライス　1100円／写真提供　Hello Mellow Yellow）

ハンバーガー以外のメニューも豊富で、ふわトロオムライスや曜日限定で提供されるラーメンまで、幅広いラインナップで楽しませてくれます。

（隠れた人気メニューのアメリカンクッキー 1枚378円／写真提供　Hello Mellow Yellow）

イベントなどで販売していたアメリカンクッキーは、隠れファンの多い人気の一品。現在は店頭でも購入でき、お土産や車内でのおやつにもぴったりです。ハロメロのメニューはほとんどがテイクアウト可能なので、ぜひドライブのお供にどうぞ。