2023.12.22

豊かな自然に囲まれた街、由利本荘で自分のお気に入りをみつけよう♪

由利本荘市は、日本海が広がり鳥海山に見守られる自然豊かな街です。その自然の食材を使った逸品を提供するお店や、伝統の技を受け継ぎ今に生かす人たちの姿もあります。景観・食・工芸、みどころいっぱいの由利本荘市であなたのお気に入りをみつけてみませんか？

ランチ・カフェ・ディナーにライブ！多彩な利用ができるレストランRIVER ROAD

国道7号線を海岸沿いに走り、JR岩城みなと駅方面へと向かうと見えてくるのが「カフェ＆ライブレストラン RIVER ROAD」。こちらのお店は、広いフロアにステージやピアノ、本格的な音響設備があり、2021年のプレオープン時から累計1万人以上のお客さんが利用するライブ鑑賞ができる話題のレストランです。

（少人数にもパーティーにも対応できるフレキシブルな客席）

アコースティック、ジャズと幅広い音楽が楽しめるほか、マジックショーやお笑いライブが開かれることもあります。

地産地消がモットーのこのお店は、秋田由利牛や比内地鶏など秋田県産食材をメインにしたメニューが並びます。もちろん、メイン食材だけでなくお米も地元産。野菜もできる限り市内の農家が生産しているものを選んでいるそうです。
ランチタイムに続いてカフェタイムがあるので、時間を気にせずゆっくりと過ごすことができます。また、ディナータイムにはコース料理が堪能できるとあって、一日を通してお客さんが訪れます。

（不動の人気ナンバーワンメニューは秋田由利牛のローストビーフ丼。噛むたびに由利牛の旨味が溢れ出てきます。）

（冬のおすすめメニューは「小海老のチーズドリア」。由利本荘市亀田産のお米「ひとめぼれ」を使っています。 写真提供／RIVER ROAD）

（本荘うどんのカルボナーラ　写真提供／RIVER ROAD）

ソファ席も多く、キッズチェアやお子様ランチ、子ども用カトラリーの用意もあります。
またスロープ完備のバリアフリーなので、車いすやベビーカーもスムーズに入店できます。

海岸線より少し高台にあるため、日本海を望む景色も堪能できます。道中のドライブも眺めの良い景色にワクワクします。いつ誰と訪れても楽しめる場所、あなたのお気に入りのスタイルで楽しんでみてください。

城下町で楽しむ和の心。楽しい着物と小物の店 べに屋

かつては城下町として栄えた本荘市街地。本荘公園周辺には、その面影を思わせる通りがいくつもあります。続いて紹介するのは、本荘警察署からすぐのところにある呉服店「べに屋」。
呉服店らしくお店には着物に関する商品が並んでいますが、その一方で目に入ってくるのは色とりどりの「手ぬぐい」です。季節によって入れ替えがありますが、常に50種類ほど並んでいるとのこと。染めの技法の違いや使い方など、お店の方がひとつひとつ丁寧に説明してくれます。

（メーカーによって染め方や生地の風合いが違うそうです）

そして、こちらのお店では由利本荘に伝わる工芸品「ごてんまり」のアクセサリーも取り扱っています。4人の作り手が製作したイヤリングやかんざしは、鮮やかで繊細な模様が施されたものばかり。つい手に取って眺めたくなる逸品です。
プレゼント用にと買い求めるお客さんや、卒業式の袴姿に身に着けたいという大学生もいらっしゃるそうです。

（かんざし。着物や浴衣にぴったり）

（絹糸で作るごてんまりは繊細で光沢が美しい）

艶やかなごてんまりアクセサリーの中にジャケットの襟部分につけるピンブローチを見つけました。こちらは、男女問わず身に着けることができ、スーツ姿にごてんまりのワンポイントが鮮やかで目を引き、地元のPRに繋がっているそうです。

（男性用ピンブローチ）

昔からお付き合いがある常連さんの他にも、手ぬぐいやごてんまりアクセサリーをお目当てに訪れる若いお客さんも多いというこちらのお店。是非、お気に入りの和小物を探してみてください。

お気に入りのカップとケーキで至福のひと時を♪ ケーキ工房フリアンナカムラ

秋田県立大学本荘キャンパスからほど近い場所にある「ケーキ工房フリアンナカムラ」は、由利本荘市内だけでなく秋田市や大仙市などからもお客さんが訪れるという人気店です。

ショーケースの中には、見た目にも美しく、そして見るからに美味しそうなケーキがずらりと並んでいます。卵やフルーツなど地元産の食材も多く使用していて、牛乳は鳥海山の麓にある花立牧場のジャージー牛乳が使われています。

お店を代表する商品が「パリジェンヌ」という名のシュークリーム。特別感を持ってもらえるようにと先代の店主が名付けたこのシュークリームは、サクッパリッとしたシュー生地にカスタードクリームがたっぷり入っています。人気のあまり売り切れになる日も少なくないそうです。

（人気商品のシュークリーム「パリジェンヌ」）

フリアンナカムラではイートインコーナーも人気で、コーヒーや紅茶をオーダーする場合は、数あるカップの中から自分の好みのカップを選ぶことができます。常連さんの中にはマイカップが決まっているという人もいるそうです。

（デザインも様々。あなたのお気に入りのカップはどれですか？）

イートインコーナーで秋冬限定「栗とカシスのタルト」と「ジャージー牛乳のカフェオレ」をいただきました。栗とカシスという組み合わせに、どんな味か想像がつきませんでしたが、カシスの酸味と栗の甘さ、ザクザクのタルト生地、カシスの下の甘いクリーム…全てがベストマッチでした。カフェオレもジャージー牛乳の優しい甘さが嬉しいですね。

（「栗とカシスのタルト」と「ジャージー牛乳のカフェオレ」）

（イートインコーナー）

晴れた日には、店内の大きな窓から鳥海山を眺めることができるそうです。
由利本荘の雄大な自然を感じながらのティータイムは、至福の時間です。